『ベスト・パートナーになるために』は、全世界で5000万部、日本で100万部のベストセラーになった本です。
男は火星から。女は金星からやってきた・・・と記載がある様に男女はそもそも生まれた星が違うくらい異なった人種であるということを前提に書かれてます。
もし、あなたが
- 自分がいいと思った彼女へのアドバイスで関係が悪くなった
- 過去の恋愛で相手との関係が悪化した原因がわからない経験がある人
- 高価なプレゼントを貢がないと見捨てられる恐怖がある男性
- 気を使いたくても異性への気の使い方がいつもあっているのか自信がない人
に該当する様なら、一度読んでみると、男女間の考え方の違いがわかり、今後の付き合い方を考え直すいい機会になることでしょう。
いろんな恋愛指南書はありますが、こちらはテクニックに先走っているのではなく、ベースの男女の考え方の違いに書かれているので、これを頭に入れた上で、あなたなりの思いやりを持って接すれば、今後の付き合い方の改善につながることは間違い無いかと思います。
『ベスト・パートナーになるために』をブログで要約してみた
早速、『ベスト・パートナーになるために』のエッセンスを抽出して要約してみました。
男と女がお互いに同じ人間だと思ったり、同じ人類なのにと思ったりすることを、やめてみること
違った星からきた人間だと思えば、もう少し相手のことを考えるようになるだろう。
上記の考えを前提にして、男女の違いについて具体例を元に解説されていきます。
1つ目として、男女が相手に対して感じる苦情の解明から始まります。
女性は「私の言うことをちっとも聞いてくれない」ということに対しての解明です。
女性が男性に話しかけるときは話を聞いてもらい同情してほしいとき。
ところが解決策を提示してしまうことが多いのが男性。それが一番いいと思ってしまうところもさらによく無い。
一方、男性は「女性は絶えずこちらを変えて行こうとしてくる」と言う苦情の解明としては下記です。
女性は男性にとって教育委員長であり、男性はそれを求めていない。だけども女性にとっては愛情の発露であり、そうすることは女性の基本的な性格。
その男女間の違いをまず本書では説いてます。
次は、ストレスの対処法について。
ストレスに陥った時に男性は放っておいてほしいのに対して、女性は相手にお喋りを聞いてほしい。
だからこストレスを感じている時には、男性は話を聞く姿勢を身に着ける必要があり、逆に女性は無闇に干渉するのを控えると言うことになります。
この違いを知ることによって次は「いかに異性を動かすか」を本書では説いてます。
例えば女性が愛を深く実感できるアプローチ方法に関しては98通り書かれています。
- たまには食器を自ら洗うことを申し出る
- 仕事で疲れ切っているなら食事の用意は何か手伝おうかと率先して言う
- 常に出会った頃の気持ちに立ち戻る
- 何かしてもらったときは「ありがとう」を言う
- トイレの便器は必ず便座を戻しておく 等
男性の行動に対しては、女性はやってくれて当然と思わず、「ありがとう」と小さな行いに対しても感謝しておくと意外と男性はやる気になって色々と動いてくれると言うように、色々と異性を動かすこと、長く楽しい関係を続けるポイントが書いてあります。
『ベスト・パートナーになるために』の要約で特に参考になったこと
『ベスト・パートナーになるために』を読んで得られる知識というのは下記になります。
・男性と女性の言葉に対しての感じ方の違い、考え方の違い
・よくありがちな喧嘩の火種になる行動
・男女のすれ違いの原因をなくす方法
・男性が喜んで行動するための方法、女性が愛されていると思う行動の習得
・なぜ、自分がイライラしてしまうのかを客観的にみることができる
というような、ことがこの本から学べます。
特に、男性側にその言葉がどのように伝わっているのか、女性側にどのように伝わっているのかをこの本を通して、翻訳例が多く載っているので、参考になります。
たとえば、
「どこか行きましょうよ、私たち、最近ちっとも外出していないじゃない」という女性の言葉を訳すと次のようになる。
「あなたと2人で外出して一緒に何かしたいわ。私たちは、いつも一緒にそういう楽しい時を過ごしてきたじゃない。そういう時の私は、本当に幸せなのよ。あなたと出会えてよかったとしみじみ感じるの。あなたはどう?私を夕食にでも連れていってくれる気はないの?もう何日も外出していないじゃない。お願いよ」
しかし男性はそのように解釈はしない。
「あなたは、私に対する義務を果たしていないわ。本当にがっかりよ。絶望的な人ね。もう私と一緒に何かしようという気持ちはないのね。きっと夢をなくしてしまったのよ。私に飽きてしまったのよ」
と捉える。
私的には、そこまでネガティブに思うのかな?と感じてしまうのですが、真面目な男性であるとネガティブに捉えてやる気がなくなってしまう可能性もあります。
『ベスト・パートナーになるために』の要約から学ぶ男女間のコミュニケーション
男性は、精神的に不安定な状態に陥ると、自分以外の何もにも注意を払わなくなることによって自己防衛をしようとする。
このフレーズに関しては、確かにそうなりがちな場合が過去あったなと私も思います。
ただ、男性特有というよりも、これは誰しもそうでは?と思うので、精神的に不安定な状態のときは一度、自分勝手な考え方になっていないかという視点も持った方がいいかもしれません。
男性の側は、女性が悩み事やトラブルについて話をする際、彼女が必ずしも問題解決を望んでいるのではなく、ただ親身になって聞いてもらいたいと強く願っているのだということを覚えておく必要があるのだ。
こちらもどの本でも記載されておりますが、まさにこれは何度も反芻して忘れないようにしないといけないと思います。
男性が特に注意すべき点になってますが、男性側も相談しているようで実はもう答えが出てることってありませんか?
そうですよね、そういう時に自分と異なった意見が出てくると、男性側も不安になるし、なんとなく機嫌が悪くなるものかと思います。
そこを理解して「ただ相手の話を聞いてあげること」の重要性に気づけた時に、女性側から包容力があると思われるのかもしれません。
あなたが相手の態度によって精神的に混乱をきたすようなことが会ったら、彼(彼女)にそれをぶつける前に、まず紙の上に自分の感情を書き連ねてみることをお勧めする。
この方法を覚えておけば、きっとその場での言い争いにもならないし、自分を客観的にみることができるので、長く楽しい関係を続けるためには有効だと思います。