旅行が大好きな方は、飛行機をよく利用しているかと思いますが、JALカード、ANAカードは作ってますでしょうか?
例えば、JALカードを作ると、年会費がかかるので、LCCでいいのでは?と思うことも多いかと思います。
ですが、JALカードは年会費を超える特典で、マイルの貯めやすさ、マイルが貯まれば貯まったマイルで航空券を手配できたりと色々と年会費以上の特典があることも事実です。
JALグローバルクラブに入るために搭乗回数50回を達成した一般会社員の私ですが、JALカードを作っておいてよかったことを今回はまとめてみようと思います。
中には学生向けのカードの話もありますので、学生の方でクレジットカードを作ろうとしている方は一度JALカードも検討してみる材料として、ご覧いただければと思います。
JALカードを作るメリットとは?
まず、JALカードを作るメリットとして特徴をおさえておく必要があります。
飛行機の搭乗した時にも追加でマイルが貯まる
JALカードの大きな特徴としては、飛行機に搭乗した時にマイルが貯まることです。飛行機に関連するクレジットカードの多くは利用額に応じてポイントやマイルは貯まりますが、JALカードはそれに加えて、飛行機の搭乗で貯まるボーナスマイルも加わります。
JALカードツアープレミアム
年会費を2200円支払うと、JALカードツアープレミアムに入会できます。こちらに入会すると、国内線で言えば、先得だとフライトマイルは75%の積算になるのですが、100%の積算になり、マイルがより貯まりやすくなります。
格安チケットで50%〜70%しかフライトマイルが貯まらない場合であっても、100%の積算になるので、マイルが最大で2倍貯まります。
JALカードショッピングマイル・プレミアム
JALショッピングマイル・プレミアムに加入すると、普段の買い物でマイルが通常の2倍貯まります。年会費はカードの種類によりますが、普通カードの場合は別途3300円必要です。
CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナ、JAL CLUB EST会員の方は自動入会(年会費無料)になります。
家族プログラムでマイル合算も可能
JALカードを持っていると家族プログラムで登録すれば、特典に交換する時に家族で貯めたマイルを合算して使うことが可能です。
その前に、家族カードも作る必要があるのですが、家族カードを作る場合でも年会費は本会員の半額以下で作れますので、大学生のお子様が旅行で行かれる際はJALカードを作っておくと色々とお得なことが多いかと思います。
JALカード会員限定のパッケージツアーがある
JALカードを持っていると、JALカード会員限定のパッケージツアーがあります。国内であれば旅費の5%引き、海外であれば旅費の3%引きでツアーに参加可能です。
空港店舗・免税店での割引サービス
JALカードを持っていると、空港店舗、免税店での割引サービスを受けることができます。また、マイルも特約店舗になるので貯まりやすいです。
JALカードは学生が作ってもメリットはあるのか?
JALカードを社会人の様に学生の皆様は申請をしてしまうと、どうしても固定の収入がない場合が多く、メリットを感じづらいかもしれません。
そこで、JALも学生向けにということでJALカードnaviというのを作っています。
JALカードnaviの特徴としては下記になります。
なんと言っても、学生だからこそ、なるべくお金は節約したいところ、JAL普通カードと同じ機能がありながら、年会費が無料なのは助かります。
JAL普通カードを作ると、最低でも年会費2200円はかかりますので、そこが無料でマイルも貯めやすくなるのは大変助かります。
そして、通常であれば別途3300円かかるショッピングマイル・プレミアム、別途2200円かかるツアーマイル・プレミアムも両方ついてきますので、合計7700円もお得です。
その時点で学生で旅行好きであれば、JALカードnaviを利用しない手はないかと思います。
JALカードnaviはマイルが貯まりすいです。具体的にはTOEIC600点を達成すると500マイルをもらえたり、学生向けならでは特典があることが特徴です。
・ショッピングマイル・プレミアムが無料でつく
・ツアーマイル・プレミアムが無料でつく
・在学期間中はマイルの有効期限は無期限
・JALカードnaviにしかないオリジナルボーナスマイルがある
・フライトでボーナスマイルが貯まる
時間に融通を利かせることができることも、学生の良いところだと思います。
そんな学生向けのサービスとしてスカイメイトによる割引があります。
スカイメイトとは何?という話ですが、12歳以上から26歳未満を対象に当日JAL便で空席があればチケットが割引で購入できるサービスのことです。
当日席に空きがないと、利用することは難しいのですが空きが多いシーズン、時間帯を狙っていけば半額近い割引になったりもするので、かなりお得に旅行を楽しむことができます。
JALカードの20代限定メリット、JAL CLUB EST
JALカードでは20代限定で、発行できるJAL CLUB ESTがあります。
日本国内で生活している20歳以上30歳未満が申し込みができます。
申し込みとしては30歳の誕生日を迎える4ヶ月前まで申し込みができます。
JALは一生に一度の20代に対して、ワンランク上の旅ができるサービスをJAL CLUB ESTを通じて行っております。
特に、マイル、ラウンジ、チェックインカウンターの利用などの面で特典があります。
JAL CLUB ESTの特典は7つ!
20代限定というからには特典があります。
まとめると7つの特典がJAL CLUB ESTにはついてます。
マイルを貯めてもっと遠い海外に行ける特典航空券に変えたいという旅好きの20代の皆様にとっては良いことづくめかもしれません。
年会費は普通カードよりは少し高いですが、JALショッピングマイル・プレミアムを付けた上で、マイルが貯まりやすく、マイルの有効期限も5年と延長されていると考えれば、このカードを持つことも悪くはないはずです。
年5回無料でサクララウンジ が使える
JALグローバルクラブや、JMBサファイア などのJAL上級会員にならないと使用できないサクララウンジ を年に5回使用することができます。
春、夏、秋、冬と4回の休みを利用した旅行を行く方であっても5回も利用できれば十分ではないでしょうか?
マイルの有効期限が5年に延長される
マイルの有効期限は通常は36ヶ月、つまり3年です。
それが5年に延長されます。
5年に延長されることで有効期限を迎えそうなマイルをeJALポイントに無理やり変える必要がなくなり、バリからパリへの特典航空券に変えることも可能になります。
毎年2,500マイルがもらえる
毎年2,500マイルがもらえることも1つ特典としては大きいです。年会費5,500円(税込み)のところ毎年2,500マイルがもらえるということは、年会費分がマイルによってキャッシュバックされていると言っても過言ではありません。
東京⇄大阪の片道の航空券を6,000マイルで購入できることを考えれば最低でも1マイル=2円以上の価値があります。
実質年会費はタダと思って問題ないでしょう。
JALカードショッピングマイル・プレミアムが自動的についてくる
JALカードショッピングマイル・プレミアムが自動的についてきます。
そのため、通常の買い物でマイルが倍貯まります。(100円の買い物で1マイル)
特約店で購入する時に、JAL CLUB ESTを使えばさらに倍のマイルがつきます。(100円の買い物で2マイル)
JALビジネスクラス・チェックインカウンターの利用ができる
国際線利用時に、JALビジネスクラス・チェックインカウンターの利用ができることで待ち時間が少なくなり時間に余裕を持った旅行ができるようになります。
100マイルからe JALポイントの特典交換が可能
通常5,000マイルからeJALポイントへの交換が可能です。
航空券を購入する時にお金が足りない時などにeJALポイントへ交換して柔軟に購入することができます。
搭乗ボーナスマイル、FLY ON ポイントが優遇
入会後の初回搭乗は1,000マイルがつきます。
その後、毎年初回搭乗時に1,000マイルの付与がされます。
搭乗ごとのボーナスマイルは5%プラスで積算されます。
FLY ON ポイントは毎年初回搭乗時に2,000ポイント付与されるので、ステイタス会員を狙っている20代の方にとっては強い味方です。
JAL CLUB ESTを使っていて30歳になった時の注意点
30歳になった時は、JAL CLUB ESTは自動的に解約になります。
ただ、それまでに貯めたマイルは5年間の有効期限のままです。29歳の時に貯めたマイルは34歳まで有効なので、その意味でもJAL CLUB ESTを発行しておくと意外とお得なポイントが多いです。
JALカードはメリットだけではなくデメリットもあるのか?
JALカードはメリットは多いですが、デメリットはあるのでしょうか?
デメリットがあるとすれば年会費があること、JALショッピングマイル・プレミアムを付けないと還元率が0.5%、つまり200円に1マイルしか貯まらないところです。
・年会費が最低でも2200円かかる
・還元率が0.5%でそんなに高いとは言えない
ここに、JALショッピングマイルプレミアムをつけると追加で3300円かかりますので、年会費を気にされる方にとってはあまり、よくないかもしれません。
ただ、マイルはものによりますが、使い方によっては最低でも1マイル=2円以上の価値が出てきますので、実は還元率が0.5%であっても、そんなに低いというわけではないことは覚えてて損はないかと思います。
※1マイル=2円というのは、6000マイルで東京⇄大阪間の片道特典航空券と交換できるところから算出しております。