JALホッピングツアーは8フライトから旅程が組まれており、いろいろな場所に短期間で訪れることができるところが魅力です。
特にJGC修行を行うために、回数を稼ぎたい方にはうってつけのプランです。
JALホッピングツアーでどのようなプランがあるのかは前回まとめましたので、こちらをご覧いただければと思います。
私も、JGC入会するために昨年、回数修行に取り組む際にJALホッピングツアーを利用しました。
当時はGOTOキャンペーンもありまして、地域振興券ももらえる、渡航代も安くなるので、伊丹⇄但馬を毎週末往復することに飽きていたところだったので、本当に参加してよかったと今でも思ってます。
ただ、1点お伝えしたいのは、おそらく飛行機好きだとしてもプロペラ機に1泊2日で12フライトを飛ぶことが人の体の限界なのでは?と言うことです。
つまるところ、省エネでJGC入会ができる条件まで達するために1フライト1万円以下を心に決めて航空券を手配していたものの、座席が狭くてとにかく体が痛かった記憶が強く残ってます。
今のところJALホッピングツアーは1泊2日16フライトがマックスプランになっておりますが、12フライトを体験した身からすれば、これはかなり心して参加した方が良いレベルかと思われます。
そんな実体験に基づく話を含めて、1泊2日12フライトのホッピングツアーのよかったことを中心にまとめてみましたので、ご検討しているJGC修行僧、修行尼の皆様のご参考になれたらと思います。
JGC修行で実際にJALホッピングツアーを体験してみた
実際にJALホッピングツアーを体験してみました。
こちらが旅程になるのですが、今思い返すと本当に過酷でした。
おそらく20代の方には伝わらないかもしれませんが、意外と乗り物に乗ると体がしんどくなると言うのが身に染みてわかる体験だったと思います。
そうです、何が辛いかで言うとプラペラ機なので座席の余裕がほぼないです。
その中で黙々と1人で乗り続ける辛さたるや・・・。
【1日目】
伊丹→福岡
福岡→那覇
那覇→沖永良部島
沖永良部島→徳之島
徳之島→奄美大島
奄美大島→鹿児島
と言う順番に1日目はホッピングを行いました。那覇の滞在時間を多めにとり、那覇空港内で人気の天龍でオリオンビールと天龍特選の蕎麦をいただきました。
それ以外は、基本的に30分以内で次の飛行機に乗らなければいけないので、すぐに保安検査に行き、荷物、服装のチェックを受け登場準備をするので、まさに修行です。
飛行機好きにはたまらないかもしれませんが、高校まで硬式野球部として頑張って今でもジムに行きながら体を鍛えてもなおしんどいと思ったので、この乗り継ぎは結構体にきますので、是非体調万全にしてトライをしていただければと思います。
具体的な1日目の流れとしては、伊丹7時10分発なので、5時には起床、6時には出発です。
早朝の野田はまだ暗いです。
そして電車を待ち、バスで伊丹に向かうので、梅田まで阪神電車で向かいます。
そして伊丹空港にバスで到着。
伊丹空港の中に入り、保安検査に向かいます。コロナ禍の10月13日ですが人はまずまずいます。
朝も早く、コロナと言う掛け合わせか人はそこまでいません。いざ、福岡へ向かいます。
福岡空港に8時半についたと思いきや、9時半には那覇に向かうので早々に保安検査に向かいます。
保安検査を通り、飛行機に乗って那覇に。11時20分に那覇につき、14時15分出発まで時間があるのでランチです。
もう1人旅なので、とりあえず食に走ります。天龍特製の蕎麦を頼み、てびちが苦手なこともわかりました。
次のプラペラ機に乗り、沖永良部島に向かいます。
沖永良部島に15時15分に到着。15時45分には出発するので、すぐに飛行機に乗ります。ここから観光ゼロです。
徳之島に16時15分に到着。16時50分には出発します。
17時20分に奄美大島着。17時40分に出発します。
最後におなじみのプロペラ機に乗り、鹿児島を目指します。
鹿児島に18時45分着です。ソラリア西鉄ホテル鹿児島には8時前に到着。1人しっぽり黒豚のしゃぶしゃぶ、豚カツをいただきます。
2日目は、奄美大島で2時時間ほど時間をとり、塩豚バーガーを食べながら、奄美大島の土盛海岸をみに行くなど、楽しみながら過ごすことができました。
【2日目】
鹿児島→奄美大島
奄美大島→喜界島
喜界島→奄美大島
奄美大島→鹿児島
鹿児島→福岡
福岡→伊丹
と言う順番に飛行機に乗り続けるのが2日目のコースです。
鹿児島8時10分発の飛行機に乗るために、ソラリア西鉄ホテル鹿児島近くにあるバス乗り場へ行きます。
鹿児島空港の保安検査を受け、いざ出発です。
保安検査を通過してから少し時間があったので、サンドイッチとガヴァジュースを飲み朝食を軽くすませます。
飛行機に乗り込み、奄美大島へ向かいます。
奄美大島に9時25分に到着。9時55分に出発するので、そのままチェックインします。
喜界島に10時15分に到着します。
少しだけ喜界島空港の外を散策します。
喜界島を10時45分に出発して、奄美大島に11時05分に到着。写真は喜界島の待合室。
奄美大島を出発するのは14時35分なので、少し観光します。
奄美大島の空港ではこの様な可愛いトートバックも販売してます。
タクシーで土盛海岸へ。10月と言うのに28℃超えてて温かい。
海が本当に綺麗で、沖縄よりも手が何もかかっていないところが奄美大島の良さ。
少し海を堪能したら、次の名所の「あやまる岬」へ向かいます。
「みしょらんCafe」と言うお店を発見!
塩豚バーガーを食べて、コロナビールも飲み休暇を満喫しながらホッピング旅行の仕事感を一時的に忘れます。
観光している間にあっという間に14時35分の出発時間になります。
ここから奄美大島→鹿児島→福岡までは休みなく飛行機に乗ります。
鹿児島に15時25分に到着します。16時05分に出発します。
福岡に16時55分に到着します。
18時40分に伊丹に向けて出発なので、その前に晩ご飯をいただきます。
うまい!やっぱり福岡はご飯が美味しい・・・。と思いながら更にここぞとばかり、タコの唐揚げにビールも追加します。
そして、福岡を18時40分に出て、伊丹に向かいます。伊丹には、5分早めの19時50分に到着しました。
時刻を見れば20時前。
1泊2日で12フライトを達成できた時の気持ちたるや・・・。まだ何も成し遂げていませんが何か変な達成感がありました。
これからJGC修行をされる方、旅行として楽しみたい方も是非、一生に一度、このエクストリームな体験をしていただきたいものです。
ちなみにですが、このホッピングツアーですが、各行き先の航空券はそれぞれ購入していく必要があります。
つまり下記のように徳之島→奄美大島の航空券が取れなかったりするとキャンセル待ちになります。
ですので、いつでもホッピングツアーの申し込みができるようにJALのホッピングツアーサイトで一見見えてしまうのですが、申し込みを進めていく段階で航空券が取れない航路が1つでもあると予定が立てられなくなってしまうので、行きたい日程を決めたらすぐに航空券の手配をすることをおすすめします。
JGC修行のJALホッピングツアーは1泊2日12フライトが限界!
JGC修行のJALホッピングツアーは実体験してみて、12フライトが限界だと思いました。
私も高校までは硬式野球部で大学入ってからも、それなりにウェイトトレーニングをしたり運動をしてきましたが、ここまで体に負担がかかるものだとは想像しておりませんでした。
調べてみると、飛行中の航空機内は,気圧が0.8気圧(富士山5合目と同程度)、気温25度、湿度10-20%となっていることから、粘膜が乾燥して風邪をひきやすくなったり、気圧が低いと空気が薄いため、年配者、心臓病や既往の病気をお持ちの方になんらかの影響が出る可能性があります。
そのほか、窮屈な場所に長くいると足の血流が悪くなり静脈血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)になってしまう恐れがあります。
いくら体力があるといえど、飛行機の中は特殊な空間ですので、自分の体調と合わせてフライトの数は決めることが良さそうです。
ただ、一度はこのホッピングツアーを体験しておくと、本当に飛行機一生分乗った感を得られるので、物は試しでチャレンジしてみてもいいかもしれません。
修行をするためのJALホッピングツアーは前半にすべし!
さて、JGC入会を目指し、修行をするためにJALホッピングツアーを断行する方もいるかと思います。
そうしたときに、JALホッピングツアーは是非、JMBクリスタル会員になる前の修行前半で行っておくことがおすすめです。
理由としてはJALホッピングツアーは、パッケージツアーに適用される個人包括旅行運賃などに該当するため区間マイルは通常の50%になるからです。
先得で航空券を購入しても区間マイルは75%換算になりますので、ホッピングツアーの場合、マイルが貯まりづらいと言えます。
ですので、搭乗回数50回でJGCを目指す方は前半にホッピングツアーを入れて、JMBクリスタル会員に手始めになっておき、その後、先得で安い航空券を購入しながらマイルも一緒に貯めてJGC会員になった後も、特典航空券で旅行を楽しめる状態に持っていくと言うのが推奨プランになります。
まとめますと、
- JALホッピングツアーは搭乗回数でJGCを目指す場合は前半に実施すべし
- ホッピングツアーは1泊2日12フライトが体力的に限界かも?(個人差あり)
一度にいろいろなところに行けて、改めて自分が再度訪問したい場所を見つけることができる良い機会でもあるので、一生に一度はホッピングツアーもアリかも?しれません。
良き空の旅を!